2011年3月11日に発生した東日本大震災から、14年という月日が経過しました。
東日本大震災津波にて尊い命を失われた方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
あわせて、2025年2月に大船渡市で発生した林野火災で犠牲になられた方に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆様、避難をされている皆様に、心からお見舞い申し上げます。
能登半島地震・豪雨災害、大船渡市林野火災など、現在も復旧活動が行われている地域において、消火活動や避難者支援にご対応いただいている皆様に、心から感謝申し上げます。
震災当時の記憶が薄い、あるいはない世代や、当時生まれていなかった子どもたちの来館者も増えています。その中でも、人命にかかわる甚大な自然災害は毎年起きています。
過去に起きた災害を知ること、今暮らしている地域での災害想定をしること、そして今生きている命というものを考えること。それらが、これからの将来に発生するであろう自然災害から命を守るという行動につながります。
南三陸311メモリアルでは、東日本大震災を経験した南三陸町での事実・経験・教訓を伝え続けながら、「自分が自然災害に直面したらどう判断しどう行動するか」「いのちに想いを馳せ、何を大切に日々を生きるのか」を一緒に考えながら、これからも伝え続けて参ります。
南三陸ホテル観洋宿泊者向けサービス「防災・命について考える宿泊者向けショートトリップ」の提供を、3月1日より開始します。
東日本大震災の発生した3月は、毎年多くのお客様が南三陸町へお越しになります。
「毎年訪問しているので、少しずつ変わる町を見届けたい」「子どもが理解できる年齢になったから、一緒に被災地を見て回りたい」「あの当時ボランティアで関わった地区がどうなったかを知りたい」など、震災から13年以上が経過した今も、多くの方がこの町に関心を寄せてくださいます。
14回目の3.11を迎えるにあたり、「防災や自然災害、命を守るということを学びたい」という目的で訪問されるお客様も多いことから、防災や命の大切さ/自然との共生について考える機会としていただけますよう、実施いたします。
<サービス内容>
南三陸ホテル観洋宿泊者様向け(特に仙台からの無料シャトルバスでお越しになり、町内に移動できる手段がない方)に、南三陸311メモリアルまでの無料送迎サービスを実施いたします。その後、南三陸311メモリアル館内のラーニングプログラムを受講いただくことが可能です。
・定員:1日6名
・期間:3月31日(月)まで
・申込:参加希望の場合、チェックイン時にフロントへお伝えください
・ラーニングプログラムの詳細はこちら
〇受付後の流れ
➀ 南三陸ホテル観洋へシャトルバス到着
② 15:45 南三陸311メモリアル送迎車へお客様が乗車、出発
③ 16:00 メモリアル到着 ラーニングプログラム受講
④ 17:15 送迎車でメモリアル出発
⑤ 17:30 ホテルにて下車して終了
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
南三陸311メモリアルでは、毎月ご来場いただいたお客様を対象に、アンケートを実施しております。
2025年2月にご回答いただいたアンケートより、お客様にいただいたご意見・ご感想をご紹介いたします。
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実施期間:2025年2月1日(土)~2月28日(金)
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南三陸311メモリアルでは、今年も気仙沼ともしびプロジェクトさんのブルーキャンドルを無料で配布しております。
<公式HP:ともしびプロジェクト>
ともしびプロジェクトは、キャンドルを灯すことで、想いを伝え、想いを繋いでいくプロジェクト。
「忘れないをカタチに」という思いのもと、2011年11月11日から毎年11日、キャンドルに明かりを灯す取り組みを続けていらっしゃいます。
東日本大震災の発生した3月は青いキャンドルを配布し、全国全世界どこからでも参加できる「3.11BLUE CANDLE NIGHT」を開催。当館でも、そのブルーキャンドルを無料で配布しております。
公式Instagramでは、ハッシュタグ「#ともしびプロジェクト」で日本国内や世界各地で灯りをともす取り組みがご覧いただけます。
< 公式Instagramはこちら >