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1月18日、プロ野球チーム東北楽天ゴールデンイーグルスに新たに入団される選手の皆様が、南三陸311メモリアルにお越しくださいました。

<公式HPより 2025年度新入団選手が東日本大震災の被災地(南三陸町)を訪問 >

 

毎年チームキャンプ前に実施している新入団選手研修の一環で、メモリアルを中心に南三陸さんさん商店街や復興祈念公園、旧防災対策庁舎などを見学、佐藤仁町長や当館スタッフがご案内いたしました。

ラーニングプログラムでは、震災当時中学生だった方の証言から学ぶプログラム「そのとき命が守れるか」を視聴。自分のふるさとや、新たな生活が始まる仙台の地でどのような災害が起こりうるのか、真剣なまなざしでご覧いただきました。

また、今年は台湾出身の選手もいらっしゃいます。ラーニングプログラムのあとには、町長より南三陸と台湾との繋がりやこれまでの交流をご紹介しました。

メモリアルの後には、震災遺構である旧防災対策庁舎なども見学、町長より震災当時の体験談をお話しました。

ドラフト1位で入団した宗山塁選手からは、「被災当時の状況や実際に被害にあわれた方の話を初めて聞いて、今の自分たちの状況は当たり前ではないと強く感じました。」と感想をお話いただきました。

 

選手のみなさま、今年もご来館いただき誠にありがとうございました。

本日、南三陸町で語り部として活躍している菅原文雄さん、芳賀タエ子さんへ、復興大臣より感謝状が贈呈されました。

<復興庁HPより:語り部等の大臣感謝状の贈呈について > 今回贈呈されたのは、被災地内外の防災・減災意識の向上に貢献いただいていることへの感謝状です。

被災3県の伝承団体や各自治体から推薦を受けた計52名が選ばれ、南三陸町ではこちらの6名の方々が感謝状を受け取りました。

一般社団法人南三陸町観光協会 / 菅原文雄・芳賀タエ子

三陸復興観光コンシェルジュセンター / 佐藤良夫

南三陸ホテル観洋 / 鈴木昌敏・芳賀光夫・宮川ルミ

(敬称略・順不同)

 

南三陸311メモリアルでは、今後も町の皆様とともに語り伝えていく取り組みに励み、次世代の伝承活動の担い手の育成にも尽力して参ります。

受賞された皆様、おめでとうございます!


南三陸311メモリアルでは、震災前の町の様子から、震災当時の町の被害状況や避難の様子、また語り部自身の体験談や今の想いをお伝えするプログラムを提供しております。

詳細はこちら ▶ 【新プログラムのご案内】さまざまな語り部プログラムをご用意しております

今回感謝状を贈呈されたみなさんの語り部ガイドもご予約いただけます。

ぜひご利用ください。