南三陸311メモリアルでは、7月24日(水)より「南三陸みんなのきりこプロジェクト」による特別企画展を開催いたします。

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主催:ENVISI

会期:7月24日(水)~11月4日(月) ※会期中に一部きりこの展示替えがあります

会場:南三陸311メモリアル、南三陸町内の各お店や事業所内

開館時間:9時~17時/火曜休館(8/13特別開館)

※南三陸311メモリアルは みんなの広場・エレベーター前に展示いたします

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昨年度メモリアル館内にて展示したきりこですが、今年度は「南三陸みんなのきりこプロジェクト」として、南三陸町内にある様々なお店や事業所にもきりこを展示いたします。

この「南三陸みんなのきりこプロジェクト」は、2010年夏に女性たちの目線で観光活性化を図る取り組みの一環として、町の産業振興課(当時)がボランティア団体ENVISIとともに始めたプロジェクトです。

東日本大震災を経てもなお、このプロジェクトは続けられてきました。2024年は町中の皆様にご協力を得て、これまでに制作してきたきりこを展示いたします。

また、展示されている場所をめぐるためのオリジナルマップをご用意いたしました。マップは南三陸311メモリアル館内や各展示場所にて配布しています。

マップを片手に町の記憶を探索しながら、南三陸で「きりこ散歩」しませんか?

ぜひご来館をお待ちしております。

多くのみなさまのご協力を賜り、誠にありがとうございました。

この度の募金では、合計56,524円が集まりました。

皆さまからお寄せいただいた募金は、南三陸町役場を通じて台湾現地へ届けていただきました。

この度はご協力いただき、誠にありがとうございました。

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この度の地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

令和6年4月3日 午前8時58分ごろに台湾東部花蓮県で発生した地震により、甚大な被害が発生しています。

南三陸311メモリアルでは、これらの状況を受け、本日より令和6年台湾花蓮地震 災害義援金の受付を開始いたしました。

主に被災者への義援金としての寄付、状況により復旧・復興のための支援活動に使わせていただきます。

館内受付カウンターにて、募金箱を設置しておりますので、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

2024年7月14日に、スズケングループ労働組合連合会の皆さまが、南三陸311メモリアルに来館されました。

今回、連合会としての総会に合わせて南三陸町で研修をされるとのことで、メモリアルの展示見学とラーニングプログラム、震災当時高校生だった方の語り部を聞くプログラムを受講されました。

館内入ってすぐのエントランスには、震災に関する数字やデータをまとめたパネル・立体地図があります。スタッフより、自分達が今立っている場所は震災後に10.8m嵩上げした土地であること、そしてこの施設の天井とほぼ同じくらいの地点に津波が到達したことをお伝えしました。また、旧防災対策庁舎を襲った津波の高さ15.5mのラインが壁に示されており、首を大きく傾けて見上げながら「想定外」の事実を目の当たりにしました。

その後、東日本大震災のエピソードをまとめた展示や証言映像、資料などが並ぶ展示ギャラリーへ進みます。旧防災対策庁舎の屋上で生存した方々の証言映像では、全員が食い入るように視聴していました。

ラーニングプログラムでご覧いただいたのは、「そのとき命が守れるか」というレギュラープログラムです。

震災時に、町内の指定避難所・避難場所の多くが津波に襲われたという南三陸町の事例から、自然災害発生時には想定をはるかに超えた事態に直面する可能性があるということを学びます。

震災当時中学生・高校生だった証言者たちが、あの日津波に襲われた避難所でどのような避難や対応をしたのか。そして消防士として人命救助にあたる職務についていた方々が、震災を経て「自分の命を守る」ということの意味をどのように捉え直したのか。

プログラム中には教訓から得られた問いかけと、参加者同士での対話の時間が設けられています。それらを通じて、新たな気づきや考えを手にすることができるのが、ラーニングプログラムの特長です。

最後に、参加された方々の感想をご紹介します。

福島から参加された方は、「こんなに自分で考えさせられるプログラムは初めてでした」と、多くの気づきがあったとのことでした。

「普段薬局などに関わることも多く、店舗にいる際にスタッフを先に避難させることもあります。その際に、自分自身の避難行動も考えておかなければいけないんだと気づかされました。」

名古屋から参加された方は、「被災された方々の映像は、正直心苦しいものがありました」とのことで、自分の命を守るということを深く考える時間になったとのことです。

「医療や福祉などの分野で働くエッセンシャルワーカーが多い企業。自分の命を守ることで、薬を必要とする人に届けられたり、介護福祉を必要とする人をサポートできたり、そうやって医療を必要とする方々の命を守ることにつながるんだと思いました。」

スズケングループ様は、医薬品卸売事業や介護福祉事業、ヘルスケア製品開発など、広く医療分野に関わる事業を展開する企業様ということもあり、「人を助ける」ということを強く意識する仕事が多いとのことです。そういった企業活動の中に、南三陸町をはじめ、東日本大震災被災地の教訓を生かしていただけたら幸いです。

ご来館いただき、誠にありがとうございました。

南三陸311メモリアルでは、毎月第2木曜日に、防災すごろく「助け合ってご~!」の体験会を開催しています。

 

こちらは南三陸町社会福祉協議会様とのコラボ企画!

災害に対して必要な備えや、災害時の助け合い=自分の持っているものが誰かを支える力になること・支えあって乗り越えていくことの大切さを学ぶ、すごろくワークショップです。

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日時:8月8日(木) 10:00~

会場:南三陸311メモリアル・みんなの広場

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ぜひお気軽にお立ち寄りください。

南三陸311メモリアルでは、毎月第3木曜日に、「しづがわ民話の会」のみなさんによる民話語りを開催しています。

 

6月にお話しいただくのは、「神割崎伝説」「眼くの開いた琵琶湖法師」の2本です。(予定)

「宮城の遠野」といわれるほど、民話が豊富に語り継がれる南三陸町。

聞いたことのある地名や場所の由来、なじみ深い土地の思わぬエピソードなど、町内に住んでいる方も新たな発見があるかもしれません。

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日時:8月15日(木) 10:00~/11:00~

会場:南三陸311メモリアル・みんなの広場

語り手:中松敏子さん、高橋洋子さん

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ぜひ、お立ち寄りください。

7月5日、町内にある志津川中学校の1年生のみなさんが、授業の一環で南三陸311メモリアルへお越しくださいました。

  

志津川中学校のみなさんは、2022年10月の開館当初から毎年授業の中で訪問いただいており、今年で3年目。特に、今年来館された生徒さんたちは震災時に生まれた世代でもあります。

志津川中学校では地域づくりと地域産業に根差した探究学習として、「森里海連環学」に取り組んでいます。南三陸町の海や漁業のこと、森や林業のこと、そして震災やそこを堺に変化した町のことなどを広く学びながら、自分が今後取り組んでいく探究テーマに繋げていきます。

今回ご覧いただいたのは、レギュラープログラム②「そのとき命が守れるか」です。

このプログラムでは、震災当時の中学生、そして志津川高校の生徒だった方の被災体験やその瞬間の決断や行動、その体験から感じていたこと、12年が経った今になって考えたことが語られています。自分たちの先輩がとった行動、そして今まさに自分たちが暮らす町での出来事を目の当たりにし、驚きと同時に中学生でも訓練や経験を活かしてできることがあるんだと感じた生徒さんも多かったようです。

ラーニングプログラムには、被災体験から得られた問いかけと、参加者同士で考え合う対話の時間が設けられています。対話する時間では、「家の裏ならすぐに高台上がれるかも」「うちはばあちゃんいるから支えないと無理だ」「あの道通れなかったら逃げられなくない?どうする?」など、もし自分だったらどのように判断し行動するのか、話し合いながら考えを巡らせているようでした。

参加した生徒さんからは、「震災の時は生まれてなかったから覚えてることはないけど、それでも命を守らなきゃいけないのは凄く感じた。」「この町が昔あんな大変な光景だったなんて想像できなかった。でも、それを知って自分たちが何ができるのか考えられると思う。」など、様々な感想をいただきました。

 

 

開館以降、毎年町内の小中学校の多くが震災学習・防災学習の一環でメモリアルを訪問いただいております。南三陸町で生まれ育つ地元の子どもたち、そして震災を知らない世代の子どもたちに南三陸町の経験を語り継いでいくことが、南三陸311メモリアルの役割のひとつであると、私たちは考えています。

そして伝えるだけではなく、命を守るために何が必要なのかを一緒に考えていくこと。それが、子どもたちの未来のためにこの南三陸町でできることの一つなのかもしれないと、あらためて考えました。

志津川中学校のみなさま、ご来館いただき誠にありがとうございました。

南三陸311メモリアルでは、東日本大震災での教訓や災害発生時の避難、防災に関する知識を遊びながら学べる特別企画「ぼうさいクイズラリー」を、2024年7月6日(土)より開催いたします。

==<開催概要>========================================

開催期間:2023年7月6日(土)~9月1日(日)  午前9時~午後4時

休館日:毎週火曜日(8月13日は特別開館)

受付場所:南三陸311メモリアル 館内受付

開催場所:南三陸311メモリアル周辺

参加費 :小中学生無料(高校生以上1名100円)

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2022年10月オープンした「南三陸311メモリアル」では、東日本大震災当時の被害状況をまとめた展示バナーや、被災した町民たちの取材映像をもとにしたラーニングプログラム体験などを通じて、「自分自身ならどう考え行動しますか?」を考える展示を行っています。

今回開催する「ぼうさいクイズラリー」は、そんな南三陸311メモリアル周辺のまちあるきを通じて、楽しく遊びながら防災の知識を学べる企画です!

震災当時に南三陸町を襲った津波の高さや、現在の町の指定避難所に関するクイズ、全国各地や海外から寄せられた数多くの支援に関するクイズなど、東日本大震災に関する震災学習にご活用いただけると同時に、今後の自然災害に対する備えなどを学ぶことができる内容となっております。

クイズに全問正解した方には限定オリジナルグッズをプレゼント! 夏休みの自由研究に、親子で防災を考える機会に、ぜひご参加ください!

みなさまのご参加をお待ちしております!

南三陸311メモリアルでは、毎月ご来場いただいたお客様を対象に、アンケートを実施しております。

2024年度6月にご回答いただいたアンケートより、お客様にいただいたご意見・ご感想をご紹介いたします。

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実施期間:2024年6月1日(土)~6月30日(日)

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