こちらの上映会は、両日ともに定員に達したため、受付を締め切らせていただきます。
たくさんのご応募ありがとうございました。
南三陸311メモリアルでは、6月24日(月)/25日(火)に、南三陸町で撮影されたドキュメンタリー映画の上映会を開催いたします。
今回上映するのは、「TSUNAMI LADIES(ツナミ・レディース)」「Forget Me Not(忘れな草)」の2本です。
この作品は、ともに東日本大震災やチリ地震という自然災害を経験しながらも立ち上がった女性たちの姿を撮影したドキュメンタリーです。
<日時>
【1回目】6月24日(月) 18:30開場/19:00上映/20:30終了予定
【2回目】6月25日(火) 14:00開場/14:30上映/15:30終了予定
<会場> 南三陸311メモリアル ラーニングシアター
<料金> 無料
<定員> 各回30名
<その他> 24日には、この作品を撮影したプロデューサーと、映画に登場する女性たちとのトークイベントを行います。
作品1「TSUNAMI LADIES(ツナミ・レディース)」
2010年のチリ地震を経験した女性3人が日本を訪れ、南三陸の女性3人と出会います。
お互いの国のレシピを交換して一緒に料理をするなど、食を通じて被災と復興の経験をわかちあう物語。
詳しくはこちら
作品2「Forget Me Not(忘れな草)」
津波で流された浮き球が手元に戻ってきたことで、店の再建を決心した三浦さき子さん。
米・アラスカで浮き球を発見したバクスター夫妻との海を越えた交流の物語。
参加のお申し込みはこちらの申込フォーム、または当館までお電話ください。
TEL:0226-28-9215
メール:m311m@m-kankou.jp
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
南三陸311メモリアルでは、能登半島地震被災地および台湾花蓮地震被災地に向けて、寄せ書きの呼びかけを行っています。
寄せ書きについて===================
<能登向け> 5月27日(月) ~ 6月16日(日)
<台湾向け> 6月17日(月) ~ 7月15日(月)
<場所> 館内エントランス
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今回の呼びかけは、台湾出身で日本在住の 李久惟さんが発起人となり始まりました。お寄せいただいたメッセージは、李さん自身が被災地へ持ち込みます。
館内エントランスでご記入いただけますので、ご来館の際にはぜひご協力ください。
1960年5月23日、日本から遠く離れた南米チリ共和国で、マグニチュード9.5を観測した地震が発生しました。翌日の5月24日、日本の三陸沿岸部には津波が到達。ここ南三陸町(当時は志津川町)にも、約5.5mの津波が到達し、41名の方が犠牲になりました
その当時の状況や教訓を語り継ぐための日として、南三陸町では5月24日が「チリ地震津波の日」に制定されています。
5月11日より、「1960新聞展~チリ地震津波の教訓から学ぶ~」を開催中の当館では、本日関連企画として、当時被災された方による語り部「チリ地震津波の記憶を語る」を開催いたしました。
今回お話いただいた仲松敏子さんは、チリ地震津波の当時高校生でした。
修学旅行のために買った革靴がボロボロになってしまったこと、東日本大震災の時とは津波の様子が全く違ったこと、避難せずに亡くなってしまった方のこと。
普段から東日本大震災の語り部を聞き、お客様に案内をしている我々スタッフでも初めて聞く話がありました。
そして、東日本大震災被災者の避難行動に対して疑問に思っていたことが紐解かれていくような、とても有意義な時間となりました。
館内にも多くのお客様にお越しいただき、仲松さんにはなんと語り部を2回聞かせていただきました。
このような過去の災害から学ぶ機会を、今後も開催していきたいと思います。
お話いただいた仲松さん、ご来館いただいた皆様、本当にありがとうございました。
<開催概要>=======================
語り部企画「チリ地震津波の記憶を語る」
<日時> 5月24日(金) 午前10時より
<場所> 南三陸311メモリアル館内 みんなの広場
<語り部> 仲松敏子さん(しづがわ民話の会 会長)
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2024年5月24日、チリ地震津波の日として制定されたこの日に、映画監督の堤幸彦さんとスタッフの皆さんが南三陸311メモリアルに来館されました。
この日は気仙沼市を訪問し、震災遺構大川小学校を訪れる前に、昼食も兼ねて南三陸町へお立ち寄りいただいたとのこと。
館内で開催していた語り部企画「チリ地震津波の記憶を語る」では仲松敏子さんの言葉に耳を傾け、その後はラーニングプログラムへもご参加いただきました。
生の言葉で伝承していくことの重要性を再認識したとお話されながら、ラーニングプログラムでは「非常に能動的なプログラムでした」と、お話されていました。
堤幸彦さん、スタッフの皆さま、ご来館いただきありがとうございました。
チリ地震津波が発生した5月24日は、南三陸町では当時の状況や教訓を語り継ぐための日として、「チリ地震津波の日」に制定されています。
南三陸311メモリアルでは、この5月24日に合わせ、企画展「1960新聞展~チリ地震津波の教訓から学ぶ~」と、語り部企画「チリ地震津波の記憶を語る」を開催いたします。
特別企画展「1960新聞展~チリ地震津波の教訓から学ぶ~」
<会期> 5月11日(土) ~ 5月31日(金)
<場所> 南三陸311メモリアル館内 エントランス
<時間> 9:00 ~ 17:00
<休館> 毎週火曜日
語り部企画「チリ地震津波の記憶を語る」
<日時> 5月24日(金) 午前10時より
<場所> 南三陸311メモリアル館内 みんなの広場
<語り部> 仲松敏子さん(しづがわ民話の会 会長)
<予約> 申し込み不要。当日に直接館内までお越しください。
当時、遠く南米のチリ沖で発生した地震により、三陸沿岸部にも津波が到達、南三陸町志津川地区でも多くの犠牲者が発生しました。
この被災経験は、東日本大震災以前の南三陸町の防災計画の基準となりました。
繰り返し発生し想定外の被害をもたらす自然災害の教訓から、命をまもるための備えを学び考える企画です。
ぜひみなさまのご来場をお待ちしております。
5月5日はこどもの日。初夏の陽気となったゴールデンウィークの終盤、南三陸311メモリアルでは初めての実施となる「1日こども館長」企画を実施いたしました。
今回1日こども館長として任命されたのは、町内にある志津川小学校の1年生、三浦芽依ちゃんと田中結衣ちゃん。このレポートでは、幼稚園からの仲良しという2人が1日こども館長を体験した様子をお届けします。
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2人がお母さんと一緒にメモリアルに到着すると、スタッフと同じ制服に着替えて準備をします。
準備ができたら、早速任命式です。メモリアル顧問の高橋一清から、任命証と館長の名札を授与されました。
ピンと背中を伸ばして立派に受け取った2人は、スタッフからお願いしますねと伝えられると、「ドキドキするけど楽しみ!」の一言!
任命後には、早速玄関口で来館者へあいさつをしてもらいました。
「こんにちは!」「いらっしゃいませ!」と、来館したお客様もちょっとびっくりするほど、大きく元気にあいさつ!
1日こども館長の名札を見つけたお客様から、「すごいね、がんばってね」と声を掛けられると、嬉しさからさらに張り切ってくれました。
ゴールデンウィーク期間ということもあり、この日はいつも以上に多くのお客様がご来館されました。
特に子ども連れのご家族が多く、館内にもかわいらしい声が聞こえる中、2人のこども館長の声も元気に館内に響いているのが、とても印象的でした。
館長として精一杯がんばってくれたあとは、スタッフ高橋の案内でご家族と一緒にメモリアル内を見学。
様々な証言者の映像やラーニングプログラムを観ながら、「どうして?」と疑問に思ったり、お母さんから震災当時のことを教えてもらったり、初めて聞く話も多かったようでした。
館内見学が終わった後、最後まで立派に館長としてがんばってくれた2人には、メモリアルから記念品をプレゼント!
慣れないことに取り組んでもらったから、ちょっと疲れたかな?と気にするスタッフの心配をよそに、終わった後には「もっとやる!」と元気に延長!
仲良しな2人組が、最後まで楽しみながら1日こども館長として取り組んでくれました。
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今回1日こども館長に任命された2人は、東日本大震災のあとに生まれた世代です。
この2人のように、震災を直接経験していない世代にも南三陸311メモリアルという震災伝承館に慣れ親しんでもらいたい、この体験を通じて震災や防災を考えるきっかけにしてほしいと願い、企画を考えました。
今回の体験企画では、ご家族の方々にも子どもたちと一緒に考えるきっかけにしてもらえたようで、「実は初めて来ました」と、子どもたちの様子を見守りながらお話いただきました。
過去に来館されたお客様からも、「家族で話し合うきっかけは少ない」「普段考えないテーマだった」と感想をいただくことがあります。今回の1日こども館長のような体験を通じて、家族と一緒に考えるきっかけがお届けできたのなら幸いです。
ご参加いただいた三浦芽依ちゃん、田中結衣ちゃん、ご家族のみなさま、本当にありがとうございました。
5月6日(土)、南三陸311メモリアルの来場者数が「20万人」に到達いたしました。
2022年10月1日の開館以降、宮城県内をはじめ、連日国内外から多くのお客様にご来場いただきました。
あらためて、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
20万人目のお客様は山形市からお越しいただいた渡邊様のご家族。
南三陸町を訪れるのが初めてとのことで、前日は神割崎キャンプ場での宿泊を楽しんでから、メモリアルに来館したとのことでした。
メモリアルより記念品を贈呈し、スタッフが館内をご案内しました。
自然災害から命を守るために何ができるのか、震災伝承館として伝え続けてまいります。
今後とも皆様のご来場を心よりお待ちしております。
南三陸311メモリアルでは、毎月ご来場いただいたお客様を対象に、アンケートを実施しております。
2024年度4月にご回答いただいたアンケートより、お客様にいただいたご意見・ご感想をご紹介いたします。