南三陸311メモリアルでは、東日本大震災での教訓や災害発生時の避難、防災に関する知識を遊びながら学べる特別企画「ぼうさいクイズラリー」を、2023年7月1日(土)より開催いたします。


開催期間:2023年7月1日(土)~8月27日(日)  午前9時~午後5時(毎週火曜休館)
受付場所:南三陸311メモリアル、南三陸ポータルセンタ
開催場所:南三陸311メモリアル周辺
参加費 :無料


東日本大震災において、大きな被害を受けた南三陸町に昨年10月オープンした「南三陸311メモリアル」では、当時の被害状況や被災した町民たちの取材映像をもとにしたラーニングプログラムの提供、館内映像や展示バナーの公開を行っています。

今回開催する「ぼうさいクイズラリー」では、南三陸311メモリアル周辺のまちあるきを通じて、楽しく遊びながら防災の知識を学べる企画となっております。

震災当時に南三陸町を襲った津波の高さや、現在の町の指定避難所に関するクイズ、全国各地や海外から寄せられた数多くの支援に関するクイズなど、東日本大震災に関する震災学習にご活用いただけると同時に、今後の自然災害に対する備えなどを学ぶことができる内容となっております。

クイズに全問正解した方には限定オリジナルグッズをプレゼント!
みなさまのご参加をお待ちしております!

先日、南三陸町をはじめ東北被災各地で語り部として活躍されている皆様へ、復興大臣より感謝状が贈呈されました。



<復興庁HPより:語り部等の大臣感謝状の贈呈について

今回贈呈されたのは、被災3県の伝承団体や各自治体から推薦を受けた計67名の方に、被災地内外の防災・減災意識の向上に貢献いただいていることに対する感謝状です。

南三陸町では、こちらの8名の方々が感謝状を受け取りました。(敬称略・順不同)
一般社団法人南三陸町観光協会 / 阿部悠斗・佐藤慶治
ガイドサークル汐風 / 鴻巣修治
海の見える命の森実行委員会 / 後藤一磨
三陸復興観光コンシェルジュセンター / 阿部寛行
南三陸ホテル観洋 / 伊藤俊・伊藤文夫・米倉信一


南三陸311メモリアルでは、上記8名の皆様とともに、より一層多くの方々に震災の経験や教訓を伝え継いでいくと同時に、次世代の伝承活動の担い手を育むことにも尽力していきます。


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南三陸311メモリアルでは、震災前の町の様子から、震災当時の町の被害状況や避難の様子、また語り部自身の体験談や今の想いをお伝えするプログラムを提供しております。

詳細はこちら ▶ 【新プログラムのご案内】さまざまな語り部プログラムをご用意しております

今回感謝状を贈呈された佐藤慶治さんやガイドサークル汐風のみなさんの語り部ガイドもご予約いただけます。
ぜひご利用ください。

2023年6月15日 追記

2月より、館内にてご協力を呼び掛けておりましたトルコ・シリア地震被災地への募金ですが、5月31を持ちまして受付を終了させていただきました。

みなさまからのご協力により、162,958円が集まり、日本赤十字社へお届けすることができました。
多くの皆様からのご協力・ご寄付をいただき、誠にありがとうございました。

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2023年2月6日、トルコ南東部のシリアとの国境付近を震源とする地震とその余震により、多数の死傷者が報告されています。
甚大な被害が出ていることを受け、被災地域での被災者の救援と救援活動支援のため、南三陸311メモリアルでは緊急支援募金の呼びかけを行っております。

受付時間:9時~17時(開館時間中)
受付場所:受付カウンター募金箱にて

お寄せいただきました救援金は、日本赤十字社へお届けします。

(日本赤十字社公式HPより 2023年トルコ・シリア地震救援金

みなさまからの温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

南三陸311メモリアルでは、6月14日(水)よりみんなの広場特別企画展『南三陸みんなのきりこ展』を開催いたします。

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会期:6月14日(水)~10月2日(月) ※会期中に一部きりこの展示替えがあります。
時間:9時~17時/火曜休館
会場:南三陸311メモリアル みんなの広場
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この地域には、神棚を「キリコ」と呼ばれる、地域の神社の神職たちが作る縁起物の切り紙で飾る風習があります。
その様式をヒントにして、町に埋もれている「ひと・こと・もの」を切り紙にして可視化し、地域資源を発掘・共有しようとはじめられたのが、「南三陸みんなのきりこプロジェクト」です。

震災前に始まったこの取り組みは、震災後もボランティア団体ENVISIに引き継がれ、現在まで継続しています。

この「南三陸みんなのきりこプロジェクト」の中から生まれた様々なきりこ作品を、期間限定で展示いたします。
今回展示されているきりこの多くは、任意団体ENVISIが創作した絵柄を、トヨタ自動車東日本株式会社の有志のみなさまが切ってくださったものです。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。

南三陸311メモリアルでは、毎月ご来場いただいたお客様を対象に、アンケートを実施しております。
2023年度5月にご回答いただいたアンケートより、お客様にいただいたご意見・ご感想をご紹介いたします。

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実施期間:2023年5月1日(月)~5月31日(水)/開館27日間
回答数: 454件(回収率:有料ゾーン利用者 9.7% / 無料ゾーンのみ利用者 0.2%
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〇お客様からのご意見・ご感想の中から一部をご紹介します
・以前プログラム②を見させていただいた際①もおすすめいただき、本日参加する事が出来ました。今後の自身の防災備えに活かして参ります。ありがとうございました。(30代女性/中部)
・私は内陸の方に住んでいたため当時津波が来るという認識自体ありませんでしたが、今回こちらで津波について色々と学ぶ事が出来、今後は津波に対する備えもしっかりとしていきたいと思いました。(20代女性/その他宮城県内)
・シアターの映像の中で消防士の方がリスクを査定した上で助けに行くかどうかを判断すると仰っていたのが印象的でした。普通消防士の方が中々言いずらい事だと思うからです。それだけ自分の命を守ることが大切なのだと学べました。(20代男性/関東)
・私は小学校で教員をやっています。。子供の命を守るためには自己犠牲も仕方のない事と考えていましたが、(人の命を守るには、まず自分の命を守ること)と言う話を聞きハットしました。リスクアセスメントという考え方を自分の学校、子供たちにも伝えようと思います。ありがとうございました。(20代男性/仙台市)
・’’生きるため’’ ’’これから’’ ’’未来’’ をよく感じました。(20代女性/関東)
・10年経ってようやく話すことが出来たという被災者の方たちのインタビューの重みを感じました。いつ自分が当事者になるかわからないと(自分に)言い聞かせる機会になりました。(60代女性/関東)
・思っていたより自分の災害への意識が薄いと痛感しました。友達か家族とよく話し合いたいと思いました。今日は来て良かったです。(40代男性/関東)
・避難した先も被害にあった状況や実際に流されての経験は他の伝承施設でも聞いた事がなく、もしもそうなったらと、次の手を考えさせられました。印象的だったのはまず自分の命を守ることという言葉です。当たり前だと思っていましたが、周りを助けたいという時、自分の安全を確保しながらというのはあまり想像をしたことがありませんでした。(20代女性/東北(宮城以外))

南三陸311メモリアルでは、毎月ご来場いただいたお客様を対象に、アンケートを実施しております。
2023年度4月にご回答いただいたアンケートより、お客様にいただいたご意見・ご感想をご紹介いたします。

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実施期間:2023年4月15日(土)~4月30日(日)/16日間
回答数 :272件(回収率:有料ゾーン利用者 27.9% / 無料ゾーンのみ利用者 0.9%)
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〇お客様からのご意見・ご感想の中から一部をご紹介します
・いくつかの震災記念館を訪問していますが、大変よかったです。有料プログラムが素晴らしい。防災教育に特化した南三陸ならではと思いました。(30代女性/仙台市)
・自分の命を守ることができるからこそ他者の命を救うことが出来るという点が印象的だった。(20代男性/中部)
・子どもが出来たら連れてきたいと思いました。問いかけるスタイルのプログラムは自分で考えるきっかけになりました。(50代女性/関東)
・命を諦めないあきらめさせないってすごくいい言葉だと思います。諦めず、あきらめさせない言葉をかけられる人になれるように頑張りたいと思います。(20代男性/中国・四国)
・東日本大震災時お腹の中にいた娘に、自然災害の怖さ、命を守ることの大切さを伝えられたかなと思います。来てよかったです。(30代女性/関東)
・新しい伝承施設の形として興味をひかれました。たくさんの人が亡くなった災害をどう扱うか難しいですね。(20代男性/関東)