SNS

お知らせ

News

【現地講演レポート】共同通信社 新入社員研修|報道の視点から震災と復興を学ぶ

  一般社団法人共同通信社の新入社員15名の皆様をお迎えし、南三陸311メモリアル特別顧問・佐藤仁による現地講話を実施しました。

  はじめに旧防災対策庁舎をご案内し、東日本大震災発災直前から津波襲来、そして翌日にかけての出来事について説明しました。参加者の皆様は、実際の被災現場を前にしながら当時の状況に耳を傾け、理解を深めている様子が見られました。

  続く講話では、震災発生直後の南三陸町の行政対応や、その後の復興まちづくりについてお話ししました。 特に、震災直後に町長自らが連日記者会見を行い、職員の業務を守りながら報道機関と連携していたこと、報道を通じて不足物資や義援金の支援が全国へ広がり、多くのボランティアの力が復興を後押ししたことについて紹介しました。
また、防災計画の想定を超える津波に直面した経験から、高台移転や防災・減災の考え方を抜本的に見直してきた経緯についても説明しました。
さらに、森林・海・観光資源を活かした持続可能なまちづくりや、FSC認証、ASC認証、ラムサール条約登録湿地、ブルーフラッグ認証などの取り組みについても紹介しました。

    講話の最後には、支援への感謝と震災の記憶を未来へ伝え続けることの重要性、そして南三陸311メモリアルが果たす役割についてお伝えしました。


参加者の声

参加者からは、 「被災地の現状だけでなく、復興の過程や未来への希望を知ることができた」 「テレビでは伝わりきらない現地の状況や地形、防潮堤の役割を実際に見ることができた」 「前町長自身も被災者でありながら、自身の経験よりも町の復興について語られていた姿が印象的だった」 といった感想が寄せられました。 また、 「悲しみで終わらせるのではなく、次につなげようとする姿勢に強く心を動かされた」 「今後は被災地の課題だけでなく、復興への取り組みや希望も伝えていきたい」 という声も聞かれ、参加者の皆様にとって大きな学びの機会となったことがうかがえました。

 

おわりに

今回の現地講話を通して、復興は行政だけでなく、報道機関、ボランティア、地域住民、そして全国・世界からの支援が相互に関わることで実現してきたものであることを改めてお伝えする機会となりました。 共同通信社の皆様が南三陸で得た学びや気づきを、それぞれの現場で活かされることを願っています。 ご来館いただき、誠にありがとうございました。    
   

佐藤特別顧問による講演のご案内

佐藤特別顧問による講演は、全国対応/オンライン対応可/60~90分で承っております。

東日本大震災の実体験と自治体経営の視点をもとに、行政研修、防災危機管理研修、企業BCP研修、学校講話など、ご要望や対象者に合わせて内容をオーダーメイドで構成いたします。

単なる震災体験談にとどまらず、災害時の意思決定、危機管理、組織マネジメント、復興まちづくりなど、実践的な学びをお届けしています。

自治体・企業・教育機関をはじめ、全国各地で多数の登壇実績がございます。

開催形式やご予算に関するご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

▶ 詳細はこちら:佐藤特別顧問の講演