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ラーニングプログラム

Learning Programs

あの日
人知をはるかに超えた自然の脅威に
直面した住民たちは
どう行動したのか?
もしあなたがそこにいたら
どう判断し、行動するだろう?

ラーニングプログラムは自分自身のこととして自然災害について学び合う南三陸311メモリアルのメインコンテンツです。
住民の証言映像をご覧いただき、「もし自分がそこにいたら、どう考え行動するか」をまわりの人と対話しながら考えます。

ラーニングシアター

ラーニングプログラムを受けられたお客様の声

20代 広島県
思いがけず良い施設に巡り合えて南三陸に来て良かったです。今後も貴館と南三陸町の発展を広島から応援しています。広島に帰ったら知人にこの施設をおすすめしておきますね。また来ます!
60代 岡山県
私も中学校の教員で防災学習等は行っていますが、やはり、実際に経験された方々の思いに接すると言葉がありません。多くの人々がこの施設を訪れ、自分事として考えるのはとても大切だと思います。
60代
100%の安全はないので考え続けること、問い続けること、話し合いを続けること、が大切だと改めて考えさせられました。このようなプログラムがいろいろな学校でも実施できるとよいと思いました。出前講座のようなことができたらいいなと。ありがとうございました。
40代 カナダ
字幕の映像を流していただきありがとうございました。英訳はすばらしくできてありました。海外の方にもぜひみてほしいです。
30代 神奈川県
印象的だった言葉がたくさんありました。また、ラーニングプログラムでスタッフの方が真剣に話してくださったこと、話をきいてくださったことがとても嬉しかったです。今日は来て良かったです。ありがとうございました。
20代 秋田県
秋田県の小学生たちに日本で起こる災害について教えるため、教材研究として来館しました。地元の人々の証言や映像を子どもたちに見て聴いてもらいたかったです。今日学んだことを子供たちに伝えていきます。ありがとうございました。
10代 東京都
アート作品の説明の中で「亡くなられた831人をまとめて考えるのではなく」といった言葉から、それぞれの個々の命があったことを感じ、せめて名も知らない方々が生きていたことを忘れないようにしなければならないと考えた。
40代 埼玉県
3月11日のあの日はテレビで見ていたことしか分からなかったが、メモリアルに来てからラーニングプログラムを見て、地域の方の声が聞けて勉強になりました。いつどこで自然災害に遭うかわからないので、家族と話し合うきっかけになりました。とても良かったです。ありがとうございました。
40代 広島県
子ども園の職員なので、日頃の防災訓練や意識に大きく影響を与えてもらったと思います。施設を作ってくださったことに敬意を表します。まだまだ復興道半ばと思いますが心より応援しております。
20代 東京都
職業柄、有事の際の避難に携わることになるが、想定がまるで足りないのだと考えさせられた。今後の人生で一度は大災害に巻き込まれると思うなかでどう行動するか考えていきたい。
  • PROGRAM 1

    生死を分けた避難

    レギュラープログラム

    繰り返し津波被害を経験してきた南三陸町。住民たちは、津波などの災害に備え、防災計画をもとに地域あげての避難訓練を定期的に行ってきました。しかし、私たちの想定をはるかに超える大津波により、多くの尊い命が犠牲になりました。あの日、生死の分かれ目に直面した住民たちの証言映像をもとに、人々はどう行動し、町外との連絡がすべて途絶えた中で厳寒の夜をどのように過ごしたのかを知り、自然災害から命を守るために求められる究極の備えとは何かを、他者と語り合うことで新たな学びや発見を得ることができます。
    会場 : ラーニングシアター
    所要時間 : 約60分程度(有料展示エリアの観覧時間を含む)

    ※このプログラムは配布する防災ミニブックを活用しながら進めます。防災ミニブックを持ち帰って、日頃の防災に役立ててください。
    ※このプログラムをチャプター毎に分けた約30分のショートプログラムもあります(有料展示エリアの観覧時間を含む)。ご希望の方はショートプログラム上映の時間帯をあらかじめご確認の上、おいでください。

    chapter 1「その避難が生死を分ける」
    “高台避難”か“屋上避難”か。小学校の避難計画をめぐる2年にわたる教師たちの議論と3.11当日の判断とは?いのちを守るために私たちがすべきことは何かを考えます。
    chapter 2「助かった命を守る」
    公立志津川病院5階の会議室の暗闇の中で、冠婚葬祭場の凍える寒さの屋上で、住民たちは津波が繰り返し押し寄せる夜を耐え抜きました。極限の状況で人々を励ましたものとは?困難の中でできることは何かを考えます。
    chapter 3「住民同士の助け合い」
    発災したときに内陸の住民たちは、すぐさま支援活動を開始しました。ライフラインが途絶する中で、なぜ迅速な活動ができたのか考えます。
  • PROGRAM 2

    そのとき命が守れるか

    レギュラープログラム

    町の指定避難場所の多くが津波に襲われた東日本大震災。津波などの自然災害が起こると、想像もしていなかった事態に直面することがあります。避難計画や訓練通りに行動するだけでは、命を守ることが難しくなることもありえるのです。あの日、思いもかけない事態に遭遇し、命がけの判断を迫られた住民たちがいます。彼らの証言映像をもとに、命を守ることが頭で考えるほど簡単なことではないことを知り、自然災害から命を守ることの本質とは何かを自身にあてはめ、他者と対話しながら考えます。
    会場 : ラーニングシアター
    所要時間 : 約60分程度(有料展示エリアの観覧時間を含む)

    ※このプログラムは配布する防災ミニブックを活用しながら進めます。防災ミニブックを持ち帰って、日頃の防災に役立ててください。
    ※このプログラムをチャプター毎に分けた約30分のショートプログラムもあります(有料展示エリアの観覧時間を含む)。ご希望の方はショートプログラム上映の時間帯をあらかじめご確認の上、おいでください。

    chapter 1「命を守るために」
    自然災害は想定外の事態を引き起こします。指定避難場所になっていた高台の中学校に津波が押し寄せたあの日、生徒たちは何を思い、どう行動したのでしょうか?想定外の事態に対応するために普段から心がけたいことを考えます。
    chapter 2「訓練はその日のために」
    3時間余りも海を漂流した消防職員を、地域の人々や中学生たちが救助できたのはなぜか?危険を侵しても救助に向かうべきか?命を守るための備えについて語り合い、考えます。
  • PROGRAM 3

    いのちを想う

    自然災害で多くを失って以来、南三陸町民は「いのち」について深く想いを巡らせてきました。 この新プログラムは、いのちを考えることが明日への力や再生の力を生み出すことに気づかせてくれます。 みんなと避難所にいるという安心感が、時に危険を察知する感覚を鈍らせることがあるということを学びます。 また、当時の小学生や漁師たちの証言を通じて、彼らが被災後どのように生きてきたのかに耳を傾けます。 大切な人を失った悲しみや、失意のどん底から立ち上がり歩んできた過程を知ることで、災害時に限らず、人間が何を大切にして日々を生きるべきかを考えさせられます。
    会場 : ラーニングシアター
    所要時間 : 約60分程度(有料展示エリアの観覧時間を含む)

    ※このプログラムは配布する防災ミニブックを活用しながら進めます。防災ミニブックを持ち帰って、日頃の防災に役立ててください。