南三陸311メモリアルでは、東日本大震災を経験した町民の証言映像をもとに、自分自身のこととして自然災害について学び合う「ラーニングプログラム」を提供しております。
このたび、4月より3本目のラーニングプログラム「いのちを想う」が公開されます。
これまで、当館のラーニングシアターでは、震災当日の町民の避難行動に関する証言をもとにした2本のプログラム「生死を分けた避難」「そのとき命が守れるか」 を通して、「いのちを守る」ための気づきを促してきました。
この春新たに公開する「いのちを想う」は、災害からの避難についてのみならず、被災後、住民たちが何を思い、どのような葛藤を経て、復興への道を辿ってきたのかを知ることで、困難の中で私たちはどう生きるべきかに思いを致していただくことが大きなテーマになっています。
大切なものをすべて失っても、人は何度でも生き直せるということ、地域の未来をみんなで語り合い力を合わせることで、地域社会が再生していくことを、町民たちの生き様から見出していただきたいと考えています。
上映のスケジュールなどはこちらからご確認ください。
多くのみなさまのご来館をお待ちしております。