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【来館情報】東北楽天ゴールデンイーグルスのみなさまが来館されました




1月17日、プロ野球チーム東北楽天ゴールデンイーグルスの新入団選手10名の皆様が、南三陸311メモリアルにお越しくださいました。

東北楽天ゴールデンイーグルス公式HPより 2023年度新入団選手が東日本大震災の被災地(南三陸町)を訪問
東北楽天ゴールデンイーグルス公式YouTubeより 【南三陸町】新入団選手被災地訪問

毎年チームキャンプ前に実施している新入団選手研修の一環で、メモリアルを中心に南三陸さんさん商店街や復興祈念公園、旧防災対策庁舎などを見学、佐藤仁町長や当館スタッフがご案内いたしました。

ラーニングプログラムでは、「普段の話し合いと備えが、本当に本番で通用するものになっているのか」などの問いかけが印象的だったようで、「チームスポーツである野球や今後の自分たちの取り組みにも通じるものがある」と、選手たちは口を揃えて仰っていました。



また、みんなの広場では、復興を進める11年の中で南三陸町が数多くのご支援をいただいたエピソードを町長が紹介。沖縄県出身の平良竜哉選手は、沖縄県西表島で見つかった歌津地区の郵便ポストが、厚意とご支援で南三陸町に帰ってきたエピソードを初めて聞いたようで、「こんな繋がりがあったなんて、驚きました。ふるさとが誰かのために役立っていることが嬉しいです」と笑顔でバナーを眺めていらっしゃいました。



東北楽天ゴールデンイーグルスが日本一に輝いた2013年。福島県喜多方市出身の伊藤茉央選手は、あのときの選手たちの姿が強く印象に残っているとのことで、ただ勝つだけではなく、被災地を訪問し、被災者に寄り添って活動していた選手たちに自分も励まされていたと言います。「今度は自分がその立場になったと思います。ただ強くなるだけではなく、そういう姿も見習って強くなっていきたいです。」と、感慨深そうに仰っていました。

球団の勝利一つ一つが、東北に大きな感動と勇気を与えてくださいます。選手の皆様の活躍を期待すると同時に、東北楽天ゴールデンイーグルスの皆様とともに進んで行こうと、私たちも気を引き締める思いでした。


ご来館いただき、誠にありがとうございました。